アトピーに効果絶大
デュピクセントを打って4本目ですが、私にはすごく効果がすごくありました。夜も寝られるようになり、
こうしてブログを書く元気もでてきました。
デュピクセントを打つ前まで、夜は痒みで何回も起き、体調が悪くなり
仕事だけでなく、日常生活にも影響が出ていました。
現在は寝られるようになったことが本当に幸せです。
私のアトピー経歴
私は、中学生ころから体の節々に痒みの症状があり、
その時からよく皮膚科に通い
ステロイド軟こうを処方してもらって"塗って"は、"止めて"を繰り返していました。
それまでは、友人が私の顔をみて「肌がきれい」と言ってくれたこともありました。
いま思うと間違ったステロイド軟こうの使い方をしていました。
その後、大学に進んだ私は長期休みに海外へ行こうと思い、
海外で数週間過ごしました。
その時もステロイド軟こうを持っていき、現地でも使用をしていました。
ただ、慣れない生活のストレス・紫外線・ステロイド軟こうの手持ち切れで
帰国の際には、顔の皮膚から滲出液がでてくるほどアトピーが大悪化していました。
母からはとても心配されました。
すぐに皮膚科にいき、一番上のクラスのステロイドを処方され、ほんの数日ですごくよくなりました。
ただ、塗ることを止めた途端に数日で悪化していき、
今度はあまり塗っていなかった体の節々以外のところからも滲出液がでてくるようになりました。
あのときは、まるで私の体がゾンビになったような見た目でした。
いろいろ調べた私は脱ステロイド治療に踏み切りました。
とてもつらい経験でしたが、何とか乗り切りことができました。
社会人になるころには、痒み・落屑の症状があったものの生活に支障がない程度まで回復していました。
しかし、
完全によくなることはなく、社会人のストレスにより徐々にアトピーの症状が悪化し始め
ステロイド軟こうと保湿剤を塗らないと体全体から落屑がとまらないところまで悪化していました。
このときには、痒みで睡眠がとれず毎日体調が悪かったです。
数か月後、皮膚科よりデュピクセントを提案され打ってみることにしました。
私が実感している現時点のデュピクセント使用メリット
- 痒みにとらわれる時間が驚くほどに減る
- 保湿剤だけを塗るもしくはステロイド軟こうを使う量が大幅に少なくなる
- 掻く回数が減ることにより、皮膚の治りが早い
1. 痒みにとらわれる時間が驚くほどに減る
アトピーの状態が悪いときは、動いていないにも関わらず、
疲労感がすごかったり、何もする気がおきなかったりしましたが
デュピクセント使用後は日に日にそれがなくなっていくのを感じました。
これは、痒みにとらわれる時間が減ったからだと思いました。
2. 保湿剤だけを塗る、もしくはステロイド軟こうを使う量が大幅に少なくなる
再び悪化したあとは、保湿剤とステロイド軟こう等をからだ全身に毎日塗っていました。
デュピクセント使用前は、塗ってもすぐに乾燥していましたが、
デュピクセント使用後は、
保湿剤の使用量が減り、ステロイド軟こうを全身に塗らなくてよくなっていきました。
3. 掻く回数が減ることにより、皮膚の治りが早い
デュピクセント使用前は、仕事から帰宅後に無性に体を掻きたくなり
我慢しようとしても掻くことをとめられないほどでした。
その結果、アトピーが悪化していく一方でした。
デュピクセント使用後は日に日に痒みが減り、掻くことが減ったおかげで
皮膚の治りが早く感じました。
私が実感している現時点のデュピクセント使用デメリット
- 金額が高額
- 冷蔵庫での保管
- 処方後は自己注射
1. 金額が高額
とにかく高いです。
私が初めてデュピクセントを打ったときは、一本当たり3割負担でも約2万円弱しました。
私が通っている皮膚科は2週間に1本、これを1年間打ってみようとのことでした。
デュピクセントが登場したときよりも金額は安くなってきているようですが、
私には痛い出費です。
高額療養費制度や医療費控除等の制度の利用が必須です。
また、カード払い等が利用できる薬局を選ぶことにより、
支払いによるポイントがつくため、事前にカード払い等ができる薬局を探すのがおすすめです。
2. 冷蔵庫での保管
デュピクセントは一回の処方で6本までもらうことができます。
それを保冷剤とともに保冷バックを持参し、薬局で受け取ります。
帰ったあとは、デュピクセントは冷蔵にて保存しなければなりません。
例えば小さい冷蔵庫であればスペースを確保しなければなりません。
デュピクセント一本梱包箱はペンケースくらいの長さと納豆ひとパック分のくらいの高さがあります。
また、処方される日が決まったら、数日前に薬局へ入荷の連絡が必要になります。
薬局によって異なる場合がありますので、事前に確認をすることをおすすめします。
3. 処方後は自己注射
私はいい年でありながら注射が苦手です。
自分で自分に注射すると考えただけで、とり肌がたちそうです。
皮膚科によると
しっかり打たないと針がうまく入らず、液漏れをするとのことでした。
打ち直しができないものなので、説明書どおりに確実に打つ必要があります。
いっかいためらいますと打てなくなってしまいます。（私がそうでした。）
打つと決めたら、迷わず打ちましょう。
私のおすすめは、床に寝転んでおなかに打つことです。
壁にもたれかかって打つのもいいかもしれません。
まとめ
私のアトピー症状にはデュピクセントが効果絶大でした。
高額ではありますが、日常生活が普通に暮らせることはなにより幸せです。
自分がやりたかったことを考える時間、
そして、やりたいことができる時間がすごく増えます。
アトピーの症状は人それぞれ違います。
まだ試していないかたがいらっしゃったら デュピクセントを皮膚科に相談してみてはいかがでしょうか。